障がいのある皆さんが仕事しやすい環境で、クライアントさんと繋がる機会を作りたい。今回は発達障がいというハンデを持ちながら、障がいがある人とのマッチングする機会があるサービスを作りたいという目標がある石崎慎也さんを取材させていただきました。
目次
- 自己紹介
- 病気・発症時について
- 現在の仕事
- 今後の目標
- 同病者へメッセージ
自己紹介
初めまして、石崎慎也と申します。年齢は35歳です。埼玉県在住です。
B型施設に通所しながらエンジニアの経験を活かし、ハンデのある人と仕事をマッチングするWeb上のプラットフォームを作りたいと思います。
病気・発症時について
病気は後半性発達障がいと、うつ病です
症状としては、感覚過敏の症状もあります。
広汎性発達障がいの診断を受けたのは2018年で、5年ぐらい前。
先立って2016年に、うつ病で障がい者手帳を取得して、更新するときに発達障がいの診断を受けた次第です。
現在の仕事
エンジニアリングの仕事は案件が途切れてしまっているので、在宅でできる就労継続支援のB型に通所しています。
データ入力やライティング等の仕事を請け負いつつ、別途フリーランスエンジニアとして活動しています。
エンジニアとしては、個人でサービスの開発をしています。
結構、体調に波がある病気です。
抑鬱が強く出てしまうこともあるので、横になってる時間も長いです。
暴飲暴食気味で栄養偏ってしまうので訪問看護を受けており、週1回、ストレッチ等の軽い運動等をしています。
過去の経歴
2010年から働いていて、今年で社会人生活14年目です。
2010年から2016年の頭ぐらいまでは、正社員でエンジニアの仕事を中心に働いていました。
2016年から2022年ぐらいまでは、障がい者雇用で事務や農作業等の仕事を経験しています。
2021年から、個人事業主としても活動していて、最初は物販や、ブログを書いていたと同時に
フリーランスエンジニアとして活動させていただいております。ただし、まだまだ技術力不足と発達障がいがあるので、長期就労することが難しく今に至ります。
今後の目標
長期だと、私のようにハンデのある人と仕事をマッチングするウェブ上のプラットフォームを作りたいと思っています。
構想を練る段階から設計して、開発して、テストして、運用、保守するっていう、一連の工程を独力で、できるようになりたいです。
実際に運営していくにあたっては、仲間を募らないといけないので、エンジニアだけじゃなく、デザイナーとか営業とかコンサルタントをしてくれるような人も必要になるので、人脈作りっていうこともしていきたいと思っています。
短期では、ウェブ系のエンジニアとして技術力がまだだまだ足りないので磨いていくこと、体調の波が激しいので安定的に生活することを目標にしています。
障がい者が仕事しやすい環境を整えて、スキルをキャッチアップしていくというサービスを作りたい!
困っていることが、一昨年に開業届を出した段階で、クラウドソーシングサービス使ってきたんですけど、なかなか仕事を獲得できないことです。
障がい者の採用を想定していないクライアントさんが多くいます。
私自身は転職回数が多く、一般雇用枠で5社、障がい者枠で3社と転々としているので、なかなか書類選考も通らないし、面接行っても落ちてしまうのが現状です。
その点を踏まえて、障がいのある皆さんが仕事しやすい環境を整えて、スキルをキャッチアップしていくというサービスを作れればなと思っています。
同病者へメッセージ
ハンデがあっても自分がやりたいこと、やってみたいことにチャレンジしていいと思います。
一緒にチャレンジしていきましょう!