【musubi 運営メンバー】赤石理人

脊髄性筋萎縮症

みなさん初めまして!
広島でWebデザイナーをしている赤石理人(あかいし まさと)です!
今回新たにmusubiの運営メンバーとして活動させていただくことになりました。よろしくお願いします!

目次

  • 病気・経歴
  • Webデザインを始めたきっかけ
  • 今後の目標
  • musubiの意気込み

病気・経歴

ぼくの病気は『脊髄性筋萎縮症』という10万人に1人が発症する難病です。生まれつき歩くことができず、日常生活は電動車椅子を使用しています。この文章も、わずかに動く右手でマウスを操作して書いています。

9歳のときには親元を離れ、長期の入院生活が始まりました。そこは治療ではなく病気の進行の抑制を目的としており、一度入院すると退院することはほとんどない環境でした。

そんなぼくを変えたのは一冊の本でした。同じ障害を持ちながら、起業されてる方の本です。障害者が働くといえば作業所などで低い賃金をもらうイメージだったため、大きな衝撃を受けました。「一般社会で働いてみたい」という思いが強くなり、高校卒業と同時に、進学し、重度訪問介護サービスを利用した一人暮らしを始めました。

Webデザインを始めたきっかけ

就職活動のとき、とある企業の説明会で「我が社は人材教育が充実してるため、未経験の方でも心配ありません」と言われたことがきっかけです。裏を返せば「誰でもいい」のだと感じてしまいました。

ぼくは僕を必要としてくださる方に最高のパフォーマンスを提供したい。

周りの期待を大きく裏切るかもしれませんが、自分に正直に生きることを決め、フリーランスとしての活動を決めました。

そこで、とりあえずやってみたいものを考えた結果プログラミングが初めに思い浮かびました。決めたら即実行。次の日から独学を半年、オンラインスケールも2ヶ月受講しました。まだまだ勉強中ではあるものの、ひと通りのスキルは身につきました。

2022年3月に大学を卒業し、自宅でWebデザイナーとしての活動が始まりました。

今後の目標

障害を持つ方の人生の選択肢を増やす

これには冒頭でお伝えした入院生活が大きく関わってきます。働きたいけど働けない、そんな友人や先輩を数多く目にしてきました。

インターネットが普及した今、場所や障害に関わらず、多様な選択肢があるはずです。しかし、そこに気づくことができない、というより自分ごととして捉えられない現状があります。

まずは、ぼく自身がフリーランスとして活動を安定させ、ロールモデルになり、発信していくこと。そして、チャレンジ意欲がある方をサポートできる環境作りをしたいと考えています。

誰でも幼い頃は夢や目標があったはずです。その夢を大人になっても忘れさせない、そんな未来を作っていきます。

parkの意気込み

parkは求めていたメディアそのものです。誰かの経験が、誰かのヒントになる。そうすることで、目標である選択肢を増やすことにもつながってきます。

また、ぼく自身も皆さんのお話を聞いて勉強させてください。

1人でも多くの方に知ってもらえるよう精一杯頑張りますので、よろしくお願いします!

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